「人間万事塞翁が馬」
一般的には「にんげんばんじさいおうがうま」と読むと思いますが、「人間」の部分は(じんかん)と
読むことも出来ます。
そもそもこの言葉の由来は、中国の劉安という学者の書いた「淮南子(えなんじ)」という書物、
その中の巻十八「人間(じんかん)訓」にあります。
その為か、何となく私は「にんげん」と読むよりは「じんかん」と読みたいのであります。
塞翁が馬のエピソードはあまりに有名なので割愛させて頂きますが、
所詮、人間というものには未来を視る・識ることは不可能で御座います。
良い事があっても、次は悪い事が起こるかも知れない。
悪い事があっても、次は良い事が起こるかも知れません。
「運命のボタン」や「パラドックス」という映画に代表されるように、
案外、人生というものは他人の匙加減に委ねられているものかも知れません。
ですので、人間に出来る事と言えば、少しでもプラス思考で能天気に考えることくらいだと考える次第であります。
というわけで本日はこの辺りで。ほなまた。
コメント