【G1G1トーク】天穂のサクナヒメ【ゲームレビュー】
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2020年11月12日発売のアクションRPG。
キャッチフレーズは「米は力だ!」。
その名の通り米作りをしてパワーアップするというなんとも奇妙なゲームでござる。
量(ボリューム)
⭐︎⭐︎⭐︎
トロコンまで遊びましたが30時間かからなかったと思います。
トロコンの先のやり込みもあるのですが、難易度が上がるだけだったのでそこでやめました。
遊べる人はとことん遊ぶことも可能です。
味(ストーリー)
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
思っていた以上にストーリーが良かったので驚きました。
ふとした事から責任を取らされ、荒れ果てた鬼が蔓延る島へ島流し。
そこで嫌々ながら米作りをしながら仲間と交流し、
その後も一悶着ありながらも、父と母の足跡を辿り、敵討ちに至り。
そしてラスダンの最深部には・・・。
最後までほっこりさせられました。
硬(難易度)
⭐︎⭐︎⭐︎
アクションゲームなのですが、羽衣の使い方など、慣れるまでが曲者。
スイッチでの体験版プレイの際は、クソゲー扱いしてしまいました。
慣れるまでの辛抱です。慣れたらなんて事はありません。
香(BGM)
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
印象に残っているのは鼓や尺八などの雅楽っぽいサウンド。
和のテイスト盛り盛りでした。
美(グラフィック)
⭐︎⭐︎⭐︎
グラフィックは・・・。
まぁ、可愛いんじゃないでしょうか。
ねぇ・・・。
粘(システム)
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
サクナヒメの面白さはなんと言っても独特なゲームシステムでしょう!
「米を育てて強くなる」と言うのが最初はピンと来ませんでした。
出来栄えによって毎年違うステータスで戦わされるんじゃないか?
「俺の屍を越えていけ」みたいな感じになるのかなー。と不安だったのですが、杞憂です。
要は米にステータスがあり、その米のステータスの上昇が、
サクナヒメのステータスの上昇と連動してるんですよね。
米を作ればサクナヒメ自体のステータスは毎回上がります。
要はその上がり幅を決める為に米作りをするので、
出来栄えが悪い年があったとしても現時点でのステータスがマイナスになる状況はありません。
安心して米作りに励めます。
そして米の作り方にも様々な方法があるんですよ。
肥料の与え方、農薬の種類、種籾の選別、植え方、収穫の際の精米方法などなど。
かなーり奥深いものになってます。
めちゃめちゃ楽しかったです。
レビュー

と言うわけで、天穂のサクナヒメ。めちゃめちゃオススメです。
このゲームは例えるまでもなく米です。
ゲームのアドバイスをするなら最初の2、3年は玄米にする事をお勧めします。
「登鯉」という技がありますが、このゲームでの最重要の技です。
ある程度の「香」ステータスがないと覚えれませんので、
必要な数値付近になるまでは玄米生活が良いでしょう。
とにかくこのゲームは成長していく過程が面白いです。
それは米に限らず、主人公を含めたキャラクター達、そして道具の数々に至ります。
鍬で耕していたのがやがて牛を使うようになったり、
精米が自動化したり、
過去から積み重ねられた経験や技術が現在を形作り、そして未来に繋がっていく。
そんな歴史を感じられる作品です。
やはり私はお米が大好きです。
米は日本の心。
お米の偉大さを改めて思い知らされる作品でした。
という訳でこのゲームを特にオススメしたい人物が二人います。
まず、小泉農水大臣。
貴方がやるべきは高級車で牛丼を食べたり、備蓄米を配ることではありません。
このゲームのプレイする事です。
このゲームをプレイするだけで貴方は総理大臣になれます。
もう一人は江藤前農水大臣。
貴方もこのゲームをプレイすべきでしょう。
「米を買った事が無かった私が米を作ってみた」というタイトルでプレイ動画を上げましょう。
これで地に堕ちた貴方の信用は一気に天に駆け昇ることになるでしょう。
というか万人にオススメのゲームです!
と言う訳で今回はこの辺にて失礼致します。
ほなほな〜。

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