【G1G1トーク】インベスターZ【まんがレビュー】
「ドラゴン桜」「アルキメデスの大戦」などで有名な、三田紀房さんによって、
2013年から2017年まで「モーニング」にて連載された作品です。
量(巻数)
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全21巻
味(ストーリー)
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北海道にある学費が無料の高校(フィクション)にトップ入学した主人公。
どんな学生生活を送ろうかと悩んでいる中、とある部活へ勧誘を受ける。
その名は「投資部」。
実はその学校は秘密の投資クラブがあり、彼らの資金運用によって運営されていた。
こうして彼は投資を学んでいくのでありました。
インベスターとは投資家という意味です。
硬(衝撃度)
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個人的に印象に残ったセリフは、
「金を掘った奴に金持ちはいない」です。
そして衝撃を受けたのが「実は日本人は投資に向いた民族である」という話。
子供の頃からお小遣いという自由に使えるお金を使い、
限られた資金でいかに楽しむかを追求して育ってきた。
こんな民族は世界的にも珍しいとのこと。
他にも渋谷のQFRONTの大家が個人投資家であったり、
投資とトレードの違いなどといった面白い話がてんこ盛りです。
香(キャラ)
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本当に色々なキャラがいます。
特に印象に残ったのが、「右肩上がり」ポーズの親子。
あとやたらとホリエモンが出てきます。
美(画)
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何も申し上げる事は。
粘(展開)
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投資の基本から株や為替、不動産、金と様々な勉強が出来ます。
それぞれの説明に沿ったテーマの話が展開していく様が面白いのですが、
最後の2冊程度の時価総額対決は中々退屈でございました。
レビュー

投資を気軽に学ぶ教材としてオススメの作品です。
料理で言えば食前酒でしょうか。
ただしあくまでフィクション。
特に主人公はエリート街道まっしぐらの超天才児。
株をやってもFXをやってもボロ儲けしておりますが、現実はそうはいきません。
よく元卓球日本代表選手がボヤいておられるように、マイナスになる事もあることをお忘れなく。
去年にも某青汁の方が信用取引でえらい事になってたかと思います。
Youtubeでも「FX取引」と検索すると阿鼻叫喚の動画が大量に出てきますので、
是非、参考にしましょう。
因みにノーベル賞も取った株式投資の最適解は、今のところインデックス投資一択です。
プロのアナリストが選んだ銘柄が猿が選んだ銘柄に負ける世界。
石が浮かび、葉が沈む。
そんな不思議な世界へ貴方も飛び込んでみませんか?
という訳で今回はこの辺にて!
ほなほな〜。

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