あいこくしん

管理人の徒然日記

先日、会社の同僚の方と「愛国心」についてお話をする事がありました。

皆さんは愛国心と聞くとまず何を思い浮かべますでしょうか?

私の中に真っ先に浮かんだワードは「幕末」、続いて「太平洋戦争」でした。

他にも色んな人に聞いてみました。

サイコロ競馬予想のチャンネルで、度々紹介している「馬券王」くんは「街宣車」、

ちなみにその話を振って下さった方は「移民」というワードが浮かんだそうです。

さて、先に結論を申し上げますが、答えなんてあるわけがありません。

その上での私の考えをつらつらと述べさせて頂けたらと思います。

まずは「愛国心」とはなんぞや?ということです。

まっすぐに読み取るならば、「国を愛する心」ですね。

では、国とは?

私は社会の勉強で、国に必要な要素は、

領土

国民

主権

が必要だと教わりました。

あとは、国の運営にとって最も大切なものが「憲法」ではないかと考えます。

なので、国を愛する心とは、自然を愛し、仲間を大切にし、ルールを守れる心であると言えますかね。

さて愛国心が何か分かったところで、続いての疑問は「日本人」とは?です。

ここの解釈が分かれるが故に、様々な議論が今日まで続いているのだと思われます。

私が考える日本人の要素は3つあります。

それは、

国籍

日本語

大和魂

この3つ。

この中から2つ以上を持つ方を私は「日本人」であると認識しております。

そしてこの中で最も重要視しているのが「大和魂」です。

国籍に関しては条件を満たせば誰でも取れます。

日本語も学習難易度は高いでしょうが、習得することは可能のはずです。

しかしながら 大和魂 。

こちらに関しては「誰でも」という訳にはいかないでしょう。

私も持っているか?と問われれば「多少・・・」と歯切れの悪い返答になると思います。

でも多少でいいんですよ。詳しい説明をするのは難しいのですが、

要は「日本を愛する心」を持っていればそれでOK。

そもそも愛国心が強ければよいという話でもありませんからね。

最初に私が思い浮かべた「幕末」も互いの愛国心の強さ故の戦いではなかったかと思うのです。

吉田松陰の辞世の句、「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

この句が松下村塾の門下生の心に倒幕の火を付けたといいますし、

太平洋戦争では「愛国心」の名のもとに「特攻」などというトンデモ戦法が用いられました。

世界の歴史や物語においても「愛国心」という単語が出るとロクな事がありません。

なので愛国心はほどほどが一番。

私にとっての愛国心は、

「クレジットカードはJCBを使う」

「youtubeよりニコニコ動画を使う」

「国産の食材を頂く」

「毎年神社に初詣に行く」

程度でございます。

愛国心100を「国の為なら今すぐ死ねる」、愛国心-100を「今すぐテロを行う、または行っている」

とするならば、私の愛国心は30前後くらいではないでしょうか。

因みに0は「何も考えていない」ですが、植物人間でもない限り全くの0なんて人はいないでしょう。

あなたの愛国心はどの程度でしょうか?

是非是非コメント等で教えて下さいませ。

そういえば昔ワールドカップのTシャツで「大和魂」と書かれた文字を逆さにすると

「日本晴れ」になるという洒落たデザインのものがありました。

これくらいの緩さでワイワイと笑いあえる世の中であって欲しいと思うばかりです。

それでは今回はこの辺にて失礼いたします。

ほなまた。

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