あのにますこーど

ゲームレビュー

【G1G1トーク】ANONYMOUS;CODE【ゲームレビュー】

寒波到来めちゃ寒い!!

とは言っても、寒い寒いと言うだけでなんら被害がある訳でもないので、

まだ幸せな方なんだと思いますが、皆様お気を付け下さいまし。

という訳で今週は2022年発売の「ANONYMOUS;CODE」のレビューをやっていこうと思います。

その前にまずは今週のG1G1ネタから~。

個人的G1G1

・節分

 今年は暦の関係で2/2が節分でした。気付けば毎年巻き寿司をほおばっていたのですが、

 今年はお店に行ったら売り切れーー!

 昨今フードロスなども指摘されておりますが、我が地元には当てはまらない模様です。

・バイオハザードRE4

 バイオハザード4のリメイク版なのですが、サイコロ放送でお馴染み「馬券王」くんから

 ソフトをお借りしましてございます。シリーズのプレイ動画などはよく拝見するのですが、

 実際にプレイするのは初めてなもので、クリアまで行けるか分かりませんが、

 楽しく遊べたらなぁと思っております。

2022年

ロシア軍、ウクライナ侵攻

 この時はまさかここまで長引くとは想像していませんでした。この戦争も今年で早くも3年目。

 まったく先が見えないですね。

・安倍晋三銃撃事件

 安倍晋三元総理が、奈良県にて応援演説中に銃撃されるという事件。

 いくつもの偶然が重なった結果の悲劇のようですが、衝撃度は相当のものでした。

 そして犯人の動機が、統一教会がらみという事で、ここから政治と宗教の問題が再浮上することに。

 その後の調査で、教団との関係のあった議員が出るわ出るわ。

 さてさて、そんな統一教会の問題も近々結果が出る模様。はてさて。

・Twitter買収 

 青い鳥でお馴染みだったTwitterがイーロン・マスク氏に買収されたのもこの年。

 なかなか言いにくかった「X」や「ポスト」にもいい加減慣れてきましたが、

 最初はかなり抵抗がありました。

 しかしながら、最近アメリカの大統領選挙絡みで、

 「X」から他のSNSへ移動する方が増えてるそうな。

こう振り返りますと、とんでもない年ですね。

ちなみに流行語には「村神様」、一年の漢字には「戦」が選ばれました。

概要

さて、今回もおなじみの科学アドベンチャーシリーズ、一応世界観としては繋がっております。

本作の設定は2037年。東京の中野を舞台として物語が展開します。

主人公の高岡 歩論(たかおかぽろん)はホワイトハッカー「中野シンフォニーズ」として活動、

そんなある日、正体不明の少女「モモ」と出会うことによって運命が大きく変わることに、

更には謎の能力「セーブ&ロード」を手に入れ、

失敗をやり直すことによって状況を打開していくのでありました。

要は女の子が困ってたから助ける。失敗してもなんか知らんけどやり直せる!

物語の大筋はこの様に至ってシンプルで、ここに様々な都市伝説が彩を加えております。

都市伝説

というわけで作中に登場する都市伝説をいくつか紹介させて頂きましょう。

cicada3301

 こちらは2012年、アメリカの「4ch」という掲示板へとある投稿から始まりました。

 要約すると「優秀な人探してるんで、この暗号解いてみ?」という内容。

 ネット民は挙ってその暗号解読に明け暮れました。

 ちなみに名前の由来は、最初の投稿に書かれていた「3301」という数字と、

 その後使用された「蝉」の画像から名付けられました。

 基本的には画像に暗号が隠されており、暗号を解くと別のURLへ案内され、

 新たに暗号を解いてを繰り返すもので、驚くべきことには、暗号解読はネットだけに留まらず、

 世界の各地にセミ画像とQRコードのポスターが貼られていたりと、

 この謎解きゲームは現実世界にまで、及んだという点です。

 cicada3301の目的は優秀な人材を探す事だそうですが、未だ本当の目的は謎のまま。

 その後も何度かcicada3301からの挑戦があったようで、時には暗号解読をさせる為に、

 本を出版していたなんてこともあったとか、そして未だに解読は続いているそうです。

・ファティマ第三の予言

 ざっくりと説明いたします。

 1916年、ポルトガルのファティマという町にて3人の子供が天使に出会いました。

 天使は子供達にお祈りの仕方を教えました。

 するとしばらくして聖母マリアが現れ、子供達に3つの予言を授けました。

  1.悪いことしてたら地獄に落ちる。(実際に地獄の様子を見せられたそうな)

  2.第一次世界大戦の終結と第二次世界大戦を予言。

  3.「とんでもない内容」(1960年まで内容は誰にも秘密にせよとのこと)

 そのほかにも、太陽が踊ったり、何もないところから水が湧いたりと様々な奇跡が起こったそうな。

 で、この3番目の予言、1960年を待たずして法皇に伝わるんですよね。

 そして伝えられた内容を聞いた法皇は驚きのあまり気絶したそうです、

 更に、法皇は1960年になっても予言を公表しませんでした。

 その為に予言の内容の公開を目的としたハイジャック事件が起こったりと

 なんやかんやありながら2000年にこの予言が公開されました。その驚くべき内容とは、

 「1981年に教皇が暗殺されるよー」という内容でした。

 さて、こんなことで気絶するほど驚くのか?という疑問が湧いてくるかと思います。

 なので、実しやかに本当はもっと重大な予言があるのでは?と噂されているのであります。

 

続きまして、本作のキーワードの説明に参りましょう。

世界層

さて、同じ科学アドベンチャーシリーズのシュタインズ・ゲートでは、

「世界線」というキーワードがありました。

こちらはパラレルワールド(並行世界)いわゆる可能世界を指す言葉なのですが、

こちらを横軸とするならば、「世界層」は縦軸の言葉になります。

このゲームには「地球シュミレーター」と呼ばれる、

地球上のあらゆる事象を予測するコンピューターが登場するのですが、

そうなると、その予測という行為自体がシュミレーション内でも行われており、

更にはそのシュミレーション内でもシュミレーションがうんぬんかんぬん・・・。

と言った具合に延々と世界が掘り下げられます。

なので縦軸の「世界層」という概念が誕生しました。

ちなみに「地球シュミレーター」というものは実際にありまして、気候の変動や、地殻変動など。

地球の自然環境をシュミレートするために存在しております。

ただ、未だに天気予報も外れますからね。精度はお察しです。

ゲーム内では量子コンピューターによって、人間の行動をも予測する事が可能となっております。 

セーブ&ロード

本作の主人公がいつの間にか手に入れていた能力。

任意のタイミングでセーブが出来、やり直したい時がくれば、

そのセーブポイントにて世界を再開させることが出来るというもの。

一般的なゲームによくあるシステムのやつです。

なんでこんなことが出来るのか?それは世界がシュミレーション上の世界だからですよね。

同じく敵側にも超能力者が出てきますが、全て同じ理由でございます。

世界は仮想現実だったとしたら?考えただけで恐ろしいですねー。

ちなみにこのセーブ&ロードはゲームのキャラが使うだけでなく、

プレーヤー側で任意で発動させることも可能です。

レビュー

量(ボリューム) ☆☆☆

味(ストーリー) ☆☆☆

硬(難易度)   ☆☆☆

香(BGM)   ☆☆☆

美(世界観)   ☆☆☆

粘(システム)  ☆☆☆☆☆

というわけでアノニマスコードのレビューですが、

何でしょうね。一言で表すのであれば「薄味」の作品でした。

元々2016年発売予定が延期に延期を重ねての発売となり、

蓋を開けてみればボリュームもそれほどなく、特に目立った驚きもありませんでしたからね。

前作の「オカルティック・ナイン」が一番有り得そうな作品と評しましたが、

一転、本作は「一番有り得なさそう」な作品だなと思ってます。

ストーリーの大半が都市伝説絡みで、おまけにやたらと宗教色が濃い、

だからかな、神話かおとぎ話の類にしか感じなかったんですよね。そしてアニメ化も難しそう。

ただイベントシーンの構成が漫画タッチで1コマ1コマ展開していく表現方法は、

なんとなく斬新で良かったです。

本作の肝である「セーブ&ロード」も個人的にはとても面白いシステムでした。

ノベル系のゲームはただ読むだけ、選択肢を選ぶだけというイメージがありましたが、

本作ではこの「セーブ&ロード」をプレーヤーも使える為、

物語に直接介入できるという新しい感覚を与えてくれます。

ただし一点だけ不満があるならば、使いどころのタイミングがシビア過ぎました。

使うタイミングは分かっているのに、特定の文章以外で使うと主人公がやたら喚きます。

でも、こちらもどの文章で発動させるのか手探りの為、

一文一文確かめながら使用するのですが、まぁ主人公のやかましいことやかましいこと。

もう少し判定を緩くして欲しかったです。

おかしいな?あんまり褒めれてないぞ?www

いや、面白いか面白くないかで聞かれたら面白い作品でしたよ!

近未来のガジェットとかもとても魅力的でしたしね。

兎に角!ストーリー自体は全然面白いです。逆に他のシリーズ要素が少な目な気がするので、

最初に遊ぶ科学アドベンチャーとしては一番のオススメと言えるかも知れません。

では今回は以上。

という訳で次回は「CHAOS;CHILD」のゲームレビューを予定しております。

それではまた。

ほなほな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました