【G1G1トーク】KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV【映画レビュー】
個人的G1G1
・狩野英孝とDA PUMP
狩野英孝の画像を見ながらDA PUMPの曲を聴くと狩野英孝が歌っているようにしか聞こえない説。
流行ってるのは知ってたんですが、そんなバカなとスルーしてました。
ところが先日聞いてみてビックリ。ほんまにソレにしか聞こえへんwww
アカン!めちゃおもろい!!
これ発見した人マジで目の付け所、いや耳の付け所良すぎやろ!!!
皆様もお試しあれー。
・傘置き
早いものでもう6月です。梅雨の季節到来。
かねてより傘立てを探していたのですが、先日、一目惚れで購入したものがあります。
それがポケモンセンターで発売された、「ドオーとウパーの珪藻土傘立て」。
数年前からバスマットにも利用されるようになった珪藻土を使用しており、
雨に濡れた傘の水分を吸収してくれます。
更に適度な窪みがありそこに傘の石突きを引っかけて立てかけれる訳です。
じめん・水タイプのキャラを使うところがニクいですねぇ。
㈱三行産業
1.フルCG作品
2.ゲームの裏舞台
3.大坂の陣
概要
本作は、2016年7月9日に公開されたフルCG作品です。
ゲーム本編ではあまり語られなかった帝国との停戦協定でのやり取りや、
様々な裏事情が王直属の部隊「王の剣」目線で語られます。
いかにして帝国は鉄壁を誇る王国の魔法障壁を突破したのか?
神凪の一族であったレイヴスは何故帝国側に回ったのか?
何故ルナフレーナは光耀の指輪を持っていたのか?
等々、ゲーム本編での数々の疑問の答えがこの映画で補完されています。
また、映像作品としてのクオリティも高い為、
ゲームをプレイしていない方にもオススメです。
というかゲームより先にこちらのストーリーを把握しておくのも大いにアリかも知れません。
FFXVの世界観(感想とかネタバレとか)
内容に触れる前にFFXVの世界を整理してみましょう。(うろ覚えの内容ですが)
まず舞台となるのは「イオス」と呼ばれる星です。
このイオスには六神と呼ばれる神々が存在します。六神とは、
・タイタン
・ラムウ
・リヴァイアサン
・シヴァ
・イフリート
・バハムート
の六柱の神々の事です。
そしてこの中で人間に協力的であったのがイフリート。
ギリシャ神話に登場するプロメテウスの様に、
彼は人間に「火」を与え、文明の発展を後押しします。
しかし文明の発展と共に驕り昂る人間はあろう事かその力を持って神々を倒そうとしたのです。
そんな傲慢な人間にブチ切れたイフリート。
イフリートの恋人であったシヴァはなんとか彼を宥め様としますがその怒りは収まりません。
そして六神と人間が入り乱れて戦う「魔大戦」という戦争に発展します。
結果として人間の文明は滅ぼされ、イフリートはシヴァに氷漬けにされる形で決着を迎えました。
戦いで疲労困憊の極みにあった神々も休息を取る事となります。
その神々の休息の間に人間側には新たな文明が栄えます。
機械を中心に発展したニフルハイム帝国。
魔法を中心に発展したルシス王国。
ここでルシス王国に一人の男が現れます。
男の名は「アーデン・ルシス・チェラム」。
彼は生まれながら「シガイ」の元となる寄生虫を取り込むことが出来る能力を持っていました。
その能力で人々を癒し助けていましたが、シガイ=穢れという認識の世界で彼は捕られ、
人知れぬ場所へと封印されてしまいます。
その後、2000年の時を経てニフルハイム帝国の人間が彼の封印を解きます。
その頃のニフルハイム帝国の技術力は、六神の一柱である「シヴァ」をも打ち倒せるほどでした。
ここにアーデンの持つシガイの力が加わり更に帝国の力が増大します。
そして帝国は次々と周辺の国家を併合していき、ついにはルシス王国を標的とするのです。
ここから映画の内容の時系列へと繋がります。
映画の冒頭では帝国に侵略されるテネブラエ王国の様子が描かれています。
この時ルシス王家のレギスとノクティスが訪問していたのですが、
帝国の本命はこちらでした。
その際、レイヴスの目の前で母親が殺されます。
助けを求めるも逃げることで精一杯のレギス王、
ルナフレーナも守り切れず、逃げ去る姿にレイヴスは怒り、
やがてルシス王家への恨みの感情は彼を帝国の軍門へ下らせる事となります。
そして場面は変わり数年後のルシス王国とニフルハイム帝国の戦争の様子が流れます。
ゲーム内ではラスト付近でさらっと登場する王直属の精鋭部隊「王の剣」。
彼らは王の「力」(シフトと呼ばれる武器を介した移動や魔法)を借りて戦うのですが、
機械のみならず、「シガイ」の研究によりモンスターを操る帝国に追い詰められます。
そして決定打となったのがシガイ研究の最高傑作である「ダイヤウェポン」。
六神をも超越するこのモンスターにルシス王国は戦争に勝てる見込みがない事を悟ります。
そこに都合よく帝国が停戦の和平交渉を持ちかけてくるのです。
和平の条件は二つありました。
・首都インソムニア以外の領土の放棄
・ルシス王家と帝国の属州テネブラエの王族との姻戚関係の構築
2つ目の内容はすなわちFFXVの主人公ノクティスとルナフレーナの結婚です。
さて、このまま戦えば必ず勝てる帝国がわざわざ停戦協定を申し出てくる理由は何でしょう?
それはルシス王国がもつクリスタルの力を恐れているからです。
ルシス王国は、このクリスタルの力を利用した鉄壁の防御「魔法障壁」というものを持っていました。
魔法障壁には第一・第二と二つあり、
第二魔法障壁は首都インソムニアを完全に防御する力を持っています。
ゲーム内においてはこの魔法障壁が敵側に張られてしまい、
ノクティスは六神の力を全て借りてようやく突破出来るというものでした。
続いて第一魔法障壁は、歴代のルシスの王の力を復活させるというもの。
イメージとしてはFFVIIの「ナイツオブラウンド」を想像してください。
この2つの魔法障壁を持つが故にルシス王国は長きに亘って国を維持する事が出来ました。
ニフルハイム帝国にとっては非常に厄介な存在だったわけです。
さながら大坂城攻略に際した徳川家康の様に。
大坂冬の陣が終わった際に和平交渉として外堀を埋めるというものがありました。
しかしどさくさに紛れて内堀まで埋めてしまい、
その後の夏の陣で大坂城を攻略した訳です。
この場合は首都以外の都市が「外堀」、魔法障壁が「内堀」にあたるかと思いますが、
帝国はこの魔法障壁の攻略に頭を悩まされていたのです。
映画の冒頭でテネブラエ王国が狙われた際も、
実際はルシス王家の「光耀の指輪」を狙ったものだった事が分かります。
ただしこの「光耀の指輪」はルシス王家以外の人間が身に付けるととんでもない事が起こります。
映画ではレイヴスは片腕が消失し、DLCでもイグニスが両目を失明しました。
そんな絶対防御の魔法障壁ですが、これはルシス国王が命を削って張っているもので、
もはやその力は尽きようとしていました。
ゲーム開始直後にノクティスがルナフレーナとの結婚の為、旅立つ際に国王が見送りに来ますが、
この時、足には補強器具を装着し、杖を突き、
臣下に支えられて漸く歩くのが精一杯という姿の王様の姿が印象的です。
ゲーム内では年老いた所為だろうとしか思いませんでしたが、
実際には魔法障壁を張り続け、身体が衰弱していた為だった事が分かります。
ほんとにもう限界寸前だったんですよね。
という訳で両者の利害が一致し停戦協定は合意に向かいます。
あとはゲーム本編でもダイジェストで語られましたが、
協定の為に内部に侵入した帝国側がクリスタルを強奪、
魔法障壁を突破し首都インソムニアを陥落させました。
ゲーム内ではシドが「万全の準備をして臨んだが力及ばずだった」と語っていましたが、
映画を観ると圧倒的に帝国が上手だった事が分かりますので内容はどうぞ本編にて。
ちなみにこの停戦協定の破綻の決定打となったのがルナフレーナです。
ルナフレーナは実はこの時ルシス王国を訪問しており、
その際に「光耀の指輪」をレギス国王より託されます。
さて、ここからはゲームの内容になりますが、
遠い場所にて首都が陥落した事を知るノクティス王子御一行。
王の死亡を告げられ、新しい王として力を集めることとなります。
まずは歴代の王の力。そして六神の力です。
そして全てを集めクリスタルの中で力を溜め、
寄生虫の女王感染者となったアーデンとの最終決戦を経て、
玉座にて「真の王」の能力を発動、世界に夜明けをもたらし、めでたしめでたし。
長々と書き連ねましたが、おおよそFFXVの世界観のあらましはこんな所でしょう。
事前のプロモーションでも言及していますが、
FFXVはVIIとXの影響がかなり強く見られます。
星を救う物語であるVII。
自分を犠牲に世界を救うX。
どうしても売れる作品を作りたかったという思いが超絶な空回りを起こした訳ですが、
スピンオフの内容を纏めると本当に面白い作品である事が分かると思います。
特にノクティスではなくレギスの視点でこの物語を見てみるとどうでしょうか?
恐らくですがレギスは光耀の指輪で、
ノクティスがどういう運命を背負うのかを知っていたのではないかと思われます。
それ故にテネブラエが襲われた時もノクティスを最優先に助け、
身体の限界が訪れるまで魔法障壁を張りながら守り続けました。
いずれくる運命の為に・・・。
全てを知ってもなお、守り、そして見送らなければならなかったレギスの心情。
こうして見る事でFFXVの印象はガラリと変わるのではないでしょうか?
レビュー
量(上映時間) ☆☆☆☆ 115分
味(ストーリー) ☆☆☆ 舞台裏
硬(衝撃度) ☆☆☆ 本編のプレイ状況で変わる
香(音楽) ☆☆☆ 作中の音楽もあって良き
美(映像) ☆☆☆☆☆ まるで実写
粘(テンポ) ☆☆☆☆☆ 中弛みしない
ゲーム本編ではほとんど空気の様な存在の「王の剣」にフォーカスした作品。
本編未プレイでも存分に楽しめるのが大きい。
また、プレイ済であればストーリー補完としてこの上ない材料である。
FFXVを語るうえでは外せない傑作。
ただしゲームのキャラと容姿が異なる気がするのは気のせいか?
この作品を例えるなら、名店の賄い。
ありきたりながら、味付けにはしっかりと伝統のタレや出汁が使われている。
コレを食せば、レギュラーメニューも食べたくなること間違いなし。
次回の予定
次回はゲームレビュー「ファイナルファンタジーXVI」を予定しております。
ほなほな~。

コメント