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【G1G1トーク】ゼルダの伝説　ブレスオブザワイルド【ゲームレビュー】

Amazon.co.jp: ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド : ゲーム

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個人的G1G1

・嘘とエンタメ

　私は子供の頃に嘘は良くないと教えられました。

　大人になってくると分かってくるのですが、

　全ての嘘が良くない訳ではありません。

　嘘が全てダメと言うのであれば、

　フィクションも加工写真も編集された動画も、

　サンタクロースもアイドルでさえもダメだという事になります。

　なので、正しくはエンタメとして成立しない嘘はダメなのだと思うのです。

　エンタメにはセンスと技術が要求されます。

　即ち「Ｔ・Ｐ・Ｏ」ですね。

　これを使いこなせるのは恐らく天才という一握りの人種だけでしょう。

　また、エンタメは嗜好品とよく似ていると思います。

　ハマり過ぎるとかえって中毒症状を起こしかねません。

　嗜む程度に程々に、適量を心がけましょう。

　ところで、「真実」という言葉の対義語は「虚偽」とされています。

　人は何故嘘を吐くのか？

　それは隠したい真実があるからにほかありません。

　さてさて、連日世間を騒がせる一連の嘘たちは、

　一体何を隠そうとしているのでしょうか？

㈱三行産業

１．スイッチ同時発売

２．京都観光

３．圧倒的自由度

概要

ゼルダの伝説　ブレスオブザワイルドの発売は2017年3月3日。

この日はニンテンドーSwitchが発売された日でもありました。

一応、WiiU版も発売され、これがWiiUでの最後のソフトでもあります。

キャッチコピーの「駆ける、活きる、護る。果てなき冒険を思いのままに。」、

の通り圧倒的な自由度の高さがウリのゲームでめちゃくちゃ評価の高いゲームであります。

基本的に使用する特技は４つ。

・リモコンバクダン

　その名の通り遠隔で爆破が可能な爆弾。丸形と角形の２種類。

・マグネキャッチ

　磁力により様々な金属を操る事が出来る。上級者は空を飛ぶ事も可能。

・ビタロック

　物体の時を止める事が出来る。止めている間に蓄積された力は能力解除後に解放される。

・アイスメーカー

　水のある場所で使用すると氷の柱を発生させられる。

これらを上級者は思いもよらない方法を用いて活用します。

是非一度は動画を見てみてください。(笑)

ストーリー

舞台はゼルダシリーズおなじみハイリア王国。

そこに封じられていた厄災「ガノン」が現れます。

しかし、過去に何度もこの厄災を退けている為、今回も準備は万端・・・。

かと思いきや、用意していた兵器が敵の手に奪われ、

各地の英雄、果てはリンクまでも命を落とし、あわや全滅寸前・・・。

というまさにその時、ゼルダが女神の力を覚醒させ、

「厄災ガノン」を一旦休止させることに成功します。

その後１００年の時間をかけてリンクが復活。

復活の時点では記憶を無くしていますが、

冒険をする中で徐々に記憶を取り戻し、

未だ「厄災ガノン」を封じ続けているゼルダ姫の元へ、

仲間を集め、力を蓄えながら向かうのでありました。

こだわり

兎に角このゲームは開発スタッフのこだわりが凄いです。

未だに発見される内容もありますし、

スイッチ２版になった事での新発見も出てくることでしょう。

その中でも特に有名なものだけご紹介いたします。

・祠の名前

　数々のギミックを駆使し、最終地点に行くことでポイントが得られる祠。

　この祠の名前は開発スタッフの名前のアナグラムから来ているとされています。

・マップは京都周辺

　フィールドでの臨場感を高める為、マップは京都の街並みを中心に作り込まれています。

　ハイラル城は御所。

　はじまりの大地は京都駅。シーカータワーは京都タワー。

　デスマウンテンは比叡山などなど。

・料理

　レシピの数はもちろんのこと、食材によって効果の大きさが違ったり、

　調味料と合わせることで効果が増大したり、無限の組み合わせが存在します。

　ただし食材の効果は別の食材の効果と混ぜると打ち消し合うのでご用心。

その他にも色々な要素がありますが、私が驚いたのは馬。

馬は群れをなす生き物で、群れには完全な序列が存在し、必ず序列順に並んでいます。

本作でも馬が登場するのですが、最も性能が高い馬が群れの先頭にいるなど、

リアルな要素が入っていることに驚きです。

あと鳥の群れの下には必ず魚群がいたり・・・。

遠くの景色も拡大させて表示する為しっかりと作り込まれています。

限られた容量の中でこれだけ盛り込めたのはホント奇蹟というほかありません。

レビュー

量（ボリューム）　☆☆☆　　　千差万別

味（ストーリー）　☆☆☆　　　内容は薄め

硬（難易度）　　　☆☆☆☆☆　ＩＱ高め

香（ＢＧＭ）　　　☆☆☆☆☆　グッド

美（グラフィック）☆☆☆☆☆　こだわりの数々

粘（システム）　　☆☆☆☆☆　圧倒的自由度

このゲームを始めたキッカケはクチコミでした。

周りの友人からも薦められましたし、

ショッピングモールで子供がワイワイ遊んでいるのを目にしたり、

岡田斗司夫さんが熱心に語っていらっしゃったりしていたので。

率直な感想としてはしんどいゲームでした。

武器や防具には使用制限がありますし、定期的に敵が復活&強化されます。

ダンジョンや祠のギミックも頭を抱えるレベルで難しい。

よくこんなゲームを楽しく遊べるなと思いながらプレイしておりました。

しかし慣れてくると色々なところにスタッフのこだわりを感じることが出来、

１００年前の大厄災に想いを馳せながら想像を膨らませる余裕が生まれてきます。

振り返ってみると面白さがあとからついてきていたことに気付かされるゲームでした。

このゲームのお陰で後にプレイする事になる、

エルデンリングやアンダーテイルをクリアする土台となったと思います。

そして上記のゲームクリアが他のゲームへの耐性となりました。

なのでこのゲームは、

あらゆるゲームへの耐性を付けるに最も効果的な作品ではなかろうかと私は思います。

料理で例えるならばキムチでしょうか。

各家庭のこだわり、様々な食材の使用、そしてカプサイシンの耐性強化。

圧倒的に人生での楽しみの幅が広がります。

未プレイの方は是非遊んでみてください！

私もスイッチ２を購入した際にはもう一度遊んでみるつもりです。

次回の予定

次回の予定はゲームレビュー「ゼルダの伝説　ティアーズオブキングダム」を予定しております。

ほなほな～。