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ゲームレビュー

【G1G1トーク】CHAOS;HEAD【ゲームレビュー】

ごきげんよう!

今回は2008年にPC版が発売された科学アドベンチャーシリーズ第一弾

「CHAOS;HEAD」を紹介していきまするー。(注:グロい内容が多めです。)

個人的G1G1

とその前に今週の個人的G1G1から

・春画 

 先日、ニコニコ動画のサービスの一つであるニコニコ春画が終了しました。

 春画とは江戸時代に流行したいわゆる「エロ画像」なんですが、

 最近その「春画」のドキュメント映画を観まして、浮世絵の技術力に驚愕させられました。

 いや、ホントに単なるエロ画像じゃないんですよ。

 現代に例えるなら、ポケポケの画像が動くレアカードがあるんですが、

 カード内に収まり切れない画像の世界観を3Dで魅せてくれるんですよね。

 あれと同じで浮世絵の春画も立体感をだす工夫や、光の反射で浮き出る模様、情景など、

 ありとあらゆる技術がここまでやるかってくらい詰め込まれてるんですよね。

 18禁の映画でしたが超絶オススメです。作品名はこちら「春の画 SHUNGA」です。

・5千円札

 漸く「津田梅子」が手に入りました。

 最近は現金払いもめっきり機会が減り、今では「現金のみ」のお店で仕方なく・・・、

 といったところだったのですが、それにしても5千円札が手に入らない入らない。

 ということで今回の入手は一入でございました。

 で、これも彫り師の方々の技術の結晶なんですよね。

 いやぁほんとに先ほど紹介した映画を見たあとでは感慨深いものがあります。

・QRコード詐欺

 で、お金に纏わる事をもう一つ。

 今、支払いの為に読み取るQRコードの上から別のQRコードを貼り付け、

 お金と個人情報を一気に抜き取る手口が流行りつつあるそうです。

 色々と便利な世の中になってきましたが、その分、気を付けることが多いのは困りますねぇ。

 皆さん、QRの読み取りの際にはくれぐれもご注意を。

という訳で今週のメインに参りましょう。

科学アドベンチャーシリーズについては前回の「STEINS;GATE」回にて紹介した通りでございます。

まずはこのソフトが発売された2008年について軽く振り返ってみましょう。

2008年

リーマンショック

 2008年の代名詞的な出来事ではないでしょうか。ざっっっくりと説明してみます。

 キーワードは「サブプライムローン

 サブプライムローンとは低所得者のための住宅ローン。

 低金利で誰彼構わずバンバン組ませるわけです。

 更にはこの住宅ローンを証券化、元本保証付き!!

 土地の値段も上がり続けてるし、ハイエナの如く投資家が群がる群がる。

 ところがどっこい、景気が悪くなってきた。地価は下がるし、金利も上がる。

 金利が上がったおかげでローン組んでた人の多数が支払い不能状態に。

 それが数年続き、この年に爆発しました。うん、日本のバブル崩壊そっくり。

 てな訳であちこちで負の連鎖が巻き起こり、アメリカの大手投資会社「リーマン・ブラザーズ」

 の経営破綻を皮切りに世界中で株価が暴落したというのがこの「リーマンショック

 投資家の方々はもうこの言葉を聞くのも嫌なのではないでしょうか。

秋葉原通り魔事件

 交差点にトラックが突っ込み人を撥ね、更には運転席から降りて次々と人を刺して行くという事件。

 直前にインターネット掲示板に予告もしており、今思えば典型的な「無敵の人」の犯行。

中国製冷凍餃子中毒事件

 中国産の餃子に毒(殺虫剤)が入ってたという事件。

 外交問題にまで発展し、解決までこの後2年もかかる重大問題。ほんまに怖い。

 更に餃子以外にも冷凍インゲンでも毒(殺虫剤)が入ってた事案もあり。

アメリカ第44代大統領 誕生

 史上初の黒人の大統領が誕生したのがこの年。決め台詞は「Yes!We Can!」

 ちなみに日本では麻生総理大臣が誕生しました。

その他、流行語大賞には「ぐ~!」と「アラフォー」が、

1年の漢字には「変」が選ばれました。

また、映画TO3は「崖の上のぽにょ」「花より男子」「おくりびと」

ゲームは「モンハンP2G」「ポケモン ダイヤモンド・パール」「Wii Fit」となっておりました。

カオスヘッド 概要

それでは本編の概要をざっくりと。

東京・渋谷、ここでは「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解な事件が発生していた。

主人公は高校二年生の西條 拓巳(にしじょう たくみ)

父親の経営するビルの屋上のコンテナハウスにて、ネトゲやアニメ三昧の日々を送っていたのだが、

いつの間にかこの事件とその裏の陰謀に巻き込まれて行くのであります。

ストーリーは警察の捜査という現実的な視点と、

主人公の非現実的な視点の2つの方向から物語を追いかけるようになります。

ニュージェネレーションの狂気

作中で起こる不可解な連続怪死事件(グロ注意

1.集団ダイブ 高層ビルからの集団自殺。高校生5人が互いに手を繋いだ状態で飛び降りた。

2.妊娠男 殺人事件。被害者は男子大学生。腹部に妊娠32週目の胎児の遺体が埋め込まれていた。

3.張り付け 殺人事件。男性がコンクリートの壁に十字架の様な杭で磔。(主人公事件に遭遇)

4.ヴァンパイ屋 殺人事件。駅のトイレで発見。被害者は全身の血液を抜き取られ、ミイラ状態。

5.ノータリン 頭部が切断され脳が取り除かれていた遺体が発見。

6.美味い手 女性の変死体。被害者は自らの右手の肉を喉に詰まらせ窒息死した模様。

7.DQNパズル 被害者は3名。上半身と下半身を分けられ、それぞれ他人のものと縫い合わされた。

いやー。怖い怖い。

もし実写化したらホラー映画界でもトップクラスにグロい画が撮れそうですな。

キーワード

作中に登場するもので抑えておきたいキーワードをご紹介。

VR(ヴィジュアル・リビルディング)技術 電子機器によって撮影した映像を視神経に接続することにより、視覚に障害のある方にも映像を視ることを可能とする技術。

ギガロマニアックス 妄想を現実化できる能力者

ディソード 妄想を現実化するにおいて必要なデバイス(剣)。マイナスのエネルギーに干渉。

リアルブート 妄想を現実化すること

ゲロカエルん

本作のマスコットキャラクター。

作中では謎に流行しているストラップで毎週金曜日に新作を発売しております。

可愛い見た目とは裏腹に、その実態は、とある宗教団体の活動資金となっており、

人々の深層意識を操作し、人工的に流行を作り出していたのでした。

私も「ゲロカエルん」グッズを持っているので、いつの間にか洗脳されているのかも知れません。

感想

STEINS;GATEがあまりに面白かったので、手を出してみた作品。

ホラー要素多めで万人受けは厳しそう。発売がPC版からだった理由も頷けます。

ただ、科学アドベンチャーシリーズの原点なので、

カオスヘッドを知っていると、世界観が深まりますし、

その後の作品との色々な共通点を見つけることも多く、

シリーズ作品を楽しむうえでいいスパイスになるかと思います。

というわけで、今回は以上。

次回は「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」を予定しております。

ほなまた~。

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